ちょうど一年前も、
行事のため、上京してきてくれた母と
お出かけをしていましたが、
今回もまた。。♪
お誕生月の母のお祝いも兼ねて、
ミシュランガイド二つ星の名店
銀座小十へ、行ってきました。
お昼のおまかせコース。
奥田透さんのお料理を
一品、一品、楽しませていただきました。
母は日本酒を、私はシャンパンをいただきました。
日本酒をワイングラスでいただくのは初めてでしたが、
香りがふわん、と豊かになって、とても素敵でした。
2月は節分、立春があり
日本の新年にあたる、とのお話とともに、、
器も、今の季節に合わせたもの、
ほかの11ヶ月は、保管されているそう。
五角の絵馬の中に、柊や梅、おたふくの器
「福は内、鬼は外にいます♪」との粋な計らい。
どれも器の中はお料理が。。♪
アワビは柔らかく、煮物もふっくらとしていて。
こんなに大きな白子は食べたことがなかったので、
食べ方がわかりませんでした 笑
母が箸で、一口に切ろうとしていたら、
膜があるので、噛んだ方が食べやすいことを
お弟子さんが、優しく、教えてくださいました 笑
特に梅の器に入っている、筍。
木の芽の風味がとても豊かでした。
いわしの実山椒の挟んである炭火焼も、
ふっくらと柔らかく、
とても美味しかったです。
映画「日々是好日」で、
お正月に、その年の干支の茶器を出す際に、
12年に一度しか使わない茶器、、ということは、
次に出すのは12年後ということ?!
という場面があったのを思い出します。
日本はなんて粋なのでしょう。。
お椀
梅の花が見えますでしょうか。
あけてみると。。
ホタテのしんじょのお吸い物。
ゆずや大根、人参、色とりどりの繊細な美しさと、
お出汁が美味しく染み渡ります。
お刺身は、ヒラメにウニが巻いてあったり、
本マグロもとろけます。。
真魚鰹(まながつお)と、お多福豆
グリーンピースの入っているのは人参の入ったおから
根っこのついた雪の下のあさつきが、甘くて、
とっても美味しかったです。
鬼は外、なのでお皿の外に描いてあります♪
A12ランクのお肉。。
A5は聞いたことあったけど、12って、、すごいですね!
口の中で、じゅわーって溶けていきました。
10種の香草も、とっても美味しかったです。
大根と、真菜の炊き合わせ
ほうれん草と小松菜の間くらいかな、と奥田さん。
その土地、土地の野菜、味わいがあるんですね。
クエのしゃぶしゃぶ
ネギを先にお出しに入れて、
クエを両面、白くなるまでしゃぶしゃぶして
ポン酢でいただきました。
お出しとポン酢を一緒にいただいたのも美味しかったです。
焼き穴子がのせてある、蟹入りのお寿司。
ゆずに入っています♪
そして、デザートは、手作りのどら焼き。
出来立てで、ほのあたたかく、表面がカリッとしています。
中に、餡、いちごとりんごが入っていました。
とってもおいしかったー♪
小十のお手洗いに、こんな趣向が。
氷をはった洗面台に椿があしらわれています。
粋ですね。
おしぼりも、次に行く時には補充されていたり、
細やかなお心遣いを感じました。
日本の素晴らしさを感じさせていただきました。
母が目を閉じて、美味しい。。
と味わっている姿を見られて、
とっても嬉しかったです。